- 居抜き売却で200万円以上の利益を得た成功事例を3つ紹介
- 成功のカギは早期の査定依頼と複数の仲介会社への相談
- 飲食店・美容室・小売店の売却額・所要期間・成功ポイントを具体的に解説
- 居抜き売却なら原状回復費用が不要になり、通常廃業と比較して300〜900万円の差が出ることも
居抜き売却とは
居抜き売却とは、店舗の内装や設備をそのままの状態で次の借主(買主)に引き渡す売却方法です。通常の退去では「スケルトン返し」(原状回復)が必要ですが、居抜き売却ではこれが不要。さらに、造作(内装・設備)の対価として売却収入を得ることができます。
居抜き売却が成立するためには、物件オーナーの承諾が必要です。また、買い手が見つかるまでの期間は賃料が発生し続けるため、閉店を決めたら早期に仲介会社へ相談することが重要です。売却期間は平均2週間〜2ヶ月です。
成功事例1:渋谷区の居酒屋(30坪)
売却額
350万円
所要期間
3週間
通常廃業との差額
+550万円
Aさん(50代男性)は渋谷区で12年間居酒屋を経営。体力的な限界を感じ閉店を決意しました。通常廃業の場合、原状回復費用200万円+解約違約金80万円+退職金90万円+その他70万円で約440万円の出費が見込まれていました。
しかし、居抜き仲介会社に査定を依頼したところ、駅徒歩3分の好立地と比較的新しい設備が評価され、造作譲渡価格350万円で売却が成立。原状回復費用が不要になり、仲介手数料(売却額の15%=約52万円)を差し引いても、通常廃業と比較して約550万円のメリットがありました。
成功事例2:目黒区の美容室(15坪)
売却額
200万円
所要期間
6週間
通常廃業との差額
+310万円
Bさん(40代女性)は目黒区で8年間美容室を経営。結婚を機に地方への移住を決め、閉店を選択しました。美容室の原状回復はシャンプー台の配管撤去が高額で、通常廃業なら約180万円の費用が見込まれていました。
居抜き売却では、シャンプー台4台・セット面3面・カラーブース付きの設備が評価され、200万円で売却が成立。美容室は設備投資が大きいため、居抜き物件を探している開業希望者が多く、比較的スムーズに買い手が見つかりました。
成功事例3:横浜市のセレクトショップ(20坪)
売却額
120万円
所要期間
5週間
通常廃業との差額
+210万円
Cさん(30代男性)は横浜市でセレクトショップを5年間経営。EC販売に集中するため実店舗の閉店を決めました。通常廃業なら原状回復費50万円+在庫処分40万円+その他20万円で約110万円の出費でした。
駅前の好立地と、おしゃれな内装(照明・棚・ディスプレイ什器込み)が評価され、120万円で売却。買い手はアパレルブランドの直営店を開きたいと考えていた事業者で、内装のテイストが一致したことが決め手でした。
居抜き売却を成功させる5つのポイント
1. 閉店を決めたら即、仲介会社に査定を依頼する
査定は無料。早く動くほど売却期間に余裕が生まれ、賃料の負担も減ります。
2. 複数の仲介会社に依頼する
仲介会社によって得意なエリアや業種が異なります。2〜3社に並行して依頼するのが効果的です。
3. 設備のメンテナンス状態を良好に保つ
清掃が行き届いた店舗は高値がつきやすい。内見前の徹底的な清掃も重要です。
4. 物件オーナーに早めに相談する
居抜き売却にはオーナーの承諾が必須。拒否されるケースもあるため、早めの確認が重要です。
5. 売却期限を設定する
いつまでに売れなければ通常廃業に切り替えるか、期限を決めておくことで無駄な賃料負担を防げます。
まずは費用を把握しましょう
業種・規模・テナント情報を入力するだけで、廃業にかかる費用の概算が30秒で分かります。居抜き売却やM&Aとの比較も確認できます。